Fr-999（Rare）KM-Unlisted カール7世の選帝 神聖ローマ先帝カール6世は長女マリア・テレジアへの家督継承を認めるための国事詔書を定めていたが、1740年に皇帝が崩御すると詔書に反発した諸侯によるオーストリア継承戦争が勃発、バイエルン選帝侯カール・アルブレヒトもハプスブルク家系外の出自ながら、みずからの正統性を主張し参戦する。かくして1742年フランクフルトにてカール・アルブレヒトはカール7世として、ハプスブルク系外の皇帝としてはおよそ300年ぶりに戴冠する快挙を成し遂げた…ところまではよかったのだが、たちまちにオーストリア側の強烈な反攻に遭い自領バイエルンまでをも喪失。フランクフルトまで退かざるをえぬままに1745年、自らが戴冠した地で失意のうちに崩御する…僅か3年の悲劇の非ハプスブルク皇帝の存在を今に証すクラシック・レア（6.89g）！ⓇⓇ Ex.Wolff Metternich Collection
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