Lot 152 

PCGS-UNC Details“Filed Rims“ 日本 試作菊桐紋一圓銀貨 Pattern Silver 1Yen 明治3年(1870) 輪に小さな削りあり(採否の稟議に供する為に圧印時の輪の余剰部分を造幣局自らが研磨し整えた可能性あり) 見本打ちプルーフ? AU

Starting price : JPY 5,000,000
≈ USD 32,500 ≈ CNY 237,500 ≈ EUR 30,500
Current price: JPY    6,050,000    (Bid numbers:6)
    ≈ USD 39,325 ≈ CNY 287,375 ≈ EUR 36,905
Buyer's premium: 10.8%, Total :6,703,400
The lot is closed.
Total Price:JPY 
6,703,400

Description PCGS-UNC Details“Filed Rims“ 日本 試作菊桐紋一圓銀貨 Pattern Silver 1Yen 明治3年(1870) 輪に小さな削りあり(採否の稟議に供する為に圧印時の輪の余剰部分を造幣局自らが研磨し整えた可能性あり) 見本打ちプルーフ? AU

KM-Pn16($175000) ご存知、日本近代貨幣の黎明期に造られた名品試作貨。本貨の極印は、名匠・加納夏雄が手彫りした雛形見本貨を英国に送り、ロイヤルミントで造られたものである。極印の彫刻は時期的にみて、ウィリアム・ワイオンをはじめとするワイオン一族の彫刻師のうち、レナード・チャールズ・ワイオンが担当したと考えられる。残念ながら、この歴史的貨幣の菊桐紋面は不採用になったが竜図面はその稚拙な漢字にも関わらずに通常の旧一圓銀貨の菊紋面と合わせて打印された品が”英国人筆旧一圓銀貨”として存在する。この日英の架け橋の象徴とも言える両貨は共に現存数は10枚以内と見られ、まさに日本近代貨幣中のドリームコインと呼ぶに相応しい存在である。一般には、この両貨の竜図がそのまま通常の旧一圓銀貨に転用されて我が国初の一圓銀貨の正式発行に至ったと思われているが、実際には転用の際に部分的な補刻が行われており、竜図の尾の中に三つ並んだ棘の角度やその周辺の鱗の形などに幾つか差異が見受けられる。つもり本貨幣と英国人筆の竜図こそが、一圓銀貨の最初期の竜図でありそれを見る事が出来るのは両貨のみである。最初期の竜図を有する両貨の内でも先に造られた本貨は、日本の代表的な試作貨として海外でも有名で人気も高く、2011年9月の米国ヘリテージ・オークションでも2枚の菊桐紋一圓銀貨が手数料込で$322000及び$195000と高額で落札されている ⓇⓇⓇ
輪に小さな削りあり(採否の稟議に供する為に圧印時の輪の余剰部分を造幣局自らが研磨し整えた可能性あり) 見本打ちプルーフ? AU
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