後漢(Eastern Han) 銀錠半截(150.76g) ”中元二年”(紀元5年)”考工所造”陰刻。※(伝)民国11年(1922年)、山東省青州府東門外出土品、5本の内の1本内藤湖南(虎次郎)氏旧蔵品、元日本貨幣協会会長利光三津夫氏旧蔵品。美品

No. : 6909
Classification : [世界貨幣 world currency][アジア貨幣 Asian currencies][中国 China][中国金銀錠]
Auction company : オークション•ワールド
Bid price : 1,351,760 JPY
1,220,000 (Excluding consumption tax and  fee)
Closing date : 2016-10-19
Explain : 掲出の銀錠は「古貨幣夜話」(利光 三津夫著)第18話”中元二年の夢”に採りあげられた現品である。この品が日本に輸入されたのは大正11年(1922年)の頃で、大阪古銭雑誌社「古銭」(六の八)によると、それは山東省青州東門外出土という由来がつけられていたという。「中国歴史銀錠」(建立編)「中国銀鋌」(張恵信著)によれば、この時に出土した銀鋌は計5本で、その内訳は長方形が3本(内一本は完全品)、舟形が2本であり、中国の貨幣史専門家彭信威が2本ないし3本を所有し、残り2本が日本へ流出した。
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